

日本のインターネット業界には、他国には見られない特殊な事情がいくつか存在します。そのうち、もっとも特徴的な事情が、モバイルの普及率が高く、携帯電話を使ってインターネットを利用している人が多いことです。インプレスR&Dが発行した「インターネット白書2007」によると、日本のインターネット利用者数は2007年3月時点で約8,227万人ですが、携帯電話・PHSのみでインターネットに接続している人がそのうち約1,400万人を占めています。数年前までは、携帯電話の機能的な制限や回線速度の遅さから、携帯電話でオンラインショッピングを利用する人は、それほど多くありませんでした。しかし、ここ数年で携帯電話の機能は飛躍的に向上し、携帯電話向けの本格的なサーチェンジンサービスも開始され、今後は携帯電話でオンラインショップを利用する人が若い層を中心に拡大することが見込まれます。
どんなに小さいものであれ、物販をするならば、在庫を抱えることになります。そしてビジネスが大きくなるにつれ、大きな倉庫が必要になってきます。私も最初は自宅の一室を商品置き場にしていましたが、やがてそれでは足りなくなり、実家にも置くようになり、いまでは20坪の倉庫(リアル店舗を兼ねています)を借りています。在庫を持たずにすむ次のような商品だったら、その心配はなくなります。一つは注文を受けてから作るもの。オーダーメイドのものならそれが可能です。また、コピーできるもの。例えば、情報や知識をCD−ROMにコピーして販売するような知的財産なども、在庫をほとんど持たずにビジネスができる商品です。
お客様の声は宝の山です。「褒めてくれる声」はもちろんうれしいですが、実は改善点を教えてくれる声がショップにとって一番有益なものです。何気ないメールにも、改善のヒントが隠されています。しっかりと読み込んで、積極的に改善をしていきましょう。たとえばお客様から「商品届きました。とても良かったです。不在がちで受け取りが遅れてすみませんでした」という声が届いた時、この言葉の裏にある「商品の配送日が分からず、なかなか受け取りができなかった」というお客様の意見を読み取って対応を行ったショップがあります。発送案内のメールに、どの運送会社で何日に届くかを明記したり、「ご不在の際は、運送会社の不在配達票がポストに入りますので、良く見ておいてください」と記載することにしました。この対応により、配送に関するクレームやトラブルを未然に防ぐことができました。あるショップでは、「ギフトの包装はどんな感じになるのですか?」というお客様からのメールをヒントにして、「ギフトの包装が気に入らない」というクレームを防ぐため、発送前にラッピングを済ませた写真が見られるサービスを行いました。この対応は、クレームの防止にはもちろん、注文数を増やすことにも貢献しました。